NPO法人まちの案内推進ネットでは、2006年に大阪府下および近隣都市の障害者、介助者、高齢者にアンケート調査を実施し、2059票の回答を得ることができました。アンケートでは、外出の状況をはじめ外出前の情報収集、駅の利用のしやすさ、駅の案内について20の設問を設けました。
アンケート結果から、障がい者の方は交通機関やトイレなどの事前情報が重要であることともに、その必要な情報案内が適切に行われていないことが確認されました。
今後の情報案内は「情報更新手段の確保」、「まちの財産としての情報案内(サイン)の活用」、「利用者の参加」が大切であると考えています。
NPO法人としては、できることから始めてみようということで、WEBサイト「
駅のバリアフリー情報案内『えきペディア』(http://ekipedia.jp)」を立ち上げています。参加型の情報案内として、登録された方はどなたでも情報を追加、更新することができます。まだ、試行の段階ですが、様々な方面から評価をいただいています。