【後藤玲子氏】
国立社会保障・人口問題研究所研究室長 立命館大学大学院先端総合学術研究科教授
講師として後藤玲子先生を迎え、「福祉を評価することの意味と方法」と題して講演していただきました。後藤先生は、経済学が専門で社会保障、公的扶助、生活保護に焦点をおいて研究されています。1998年にノーベル経済学賞を受賞したアマルティア・センの理論を正確かつ明瞭に描写しうる日本で数少ない研究者でもあります。
経済学において、「福祉」を評価し社会政策をどのように決めていくかは、解決しなければならない重要課題として、様々な取り組みがなされてきました。
【ディスカッション】 ひとつひとつの言葉は専門性が高く、我々分野の異なるものには難しい部分が多かったが、先生は身近な例を挙げながら丁寧に説明してくださいました。70名近い参加者とのディスカッションは活発に行われ、講演が終わってからもしばらく後藤先生を囲んで議論が続きました。
当日の資料を実費(1000円)にてお分けします。ご希望の方は、事務局までお問い合わせください。