リハビリテーション支援技術

概要

病気の特徴やリハビリテーション(以下,リハ)の効果を客観的に数値化することで適切なリハがなされているかどうかを当事者や医療従事者が客観的な数値に基づいて判断できるようになります。我々は、当事者が適切なリハを受けられることを支援するために、病気の特徴やリハの効果を客観的に数値化するために必要な道具や数値化する手法について研究を行っています。

摂食嚥下リハ支援機器に関する研究開発

研究風景
研究風景

摂食時の姿勢によって誤嚥の生じやすさは異なるため、摂食時の姿勢は誤嚥防止の観点からも重要です。摂食時の姿勢は食事毎に医療・介護従事者が再現するのですが、姿勢を合わせるための簡便な機器がないため、姿勢の再現性は乏しく医療・介護従事者の負担は大きくなりがちでした。そのため、本研究では摂食時の姿勢を簡便に再現する機器の開発を行っています。

変形性関節症者を対象とした異常歩行の定量的評価手法に関する研究

床反力の例
床反力の例

変形性膝関節症や変形性股関節症では、関節を人工関節に換える手術を行うことがあります。本研究では、変形性膝・股関節症者の歩き方を定量化し、手術前と退院時で比較することで、手術やリハによって歩き方がどのように変化するかを定量的に明らかにする研究を行っています。

転倒・転落リスク評価指標に関する研究

調査内容の例
調査内容の例

転倒や転落による負傷などでリハが中断することがあります、そのため、効率的なリハを行うには入院生活を安全に送ることが重要といえます。本研究では、安全安心な入院生活を送れるように病院内における転倒・転落リスクを可視化し、どのような入院者に、また、どのような場所に転倒・転落が生じ易いのかを明らかにする研究を行っています。

高次脳機能障害者の自動車運転能力の評価手法に関する研究

試乗テストの結果と各神経心理学的調査の関係
試乗テストの結果と
各神経心理学的調査の関係

自動車運転の適性を明らかにするには、実車による試乗テストが最善といえます。しかし、試乗テストはコストが高く、特定の施設でしか行うことができないため、それに代わる簡便な検査手法が望まれています。我々は試乗テストと各種神経心理学的検査の結果にどのような関係があるかを調査することで、高次脳機能障害が自動車運転に与える影響の定量化を、また、試乗テストに代わる検査手法の開発を行っています。

関連研究(終了したものを含む)

平成24年度

無線式身体動作計測評価システムに関する研究

筋電義手練習支援システムに関する研究

変形性関節症者を対象とした異常歩行の定量的評価手法の研究

脳卒中片麻痺者の三次元歩行シミュレーションに関する研究

ICT機器を活用した知的障害児、発達障害児のコミュニケーション支援に関する研究

盲ろう者の自立生活支援のためのインターフェースと支援機器に関する研究

平成23年度

高齢者・障害者のメタボリックシンドローム対策の研究

上肢運動機能リハビリテーションにおける訓練・評価手法の開発

摂食嚥下リハ支援機器に関する研究開発

変形性関節症者を対象とした異常歩行の定量的評価手法の研究

脳卒中片麻痺者の三次元歩行シミュレーションに関する研究

在宅支援福祉用具・機器のニーズに関する調査研究

平成22年度

病院や福祉施設における食事介助を支援する機器に関する研究開発

リハビリテーション支援技術の研究

車いす使用者の身体的負担の定量化と走行環境に関する研究

下肢障害者の歩容評価支援システムに関する研究

短下肢装具装着動作の研究ならびに装着支援具の開発

成長に合わせた小児筋電義手訓練システムに関する研究

平成21年度

車いす使用者の身体的負担の定量化と走行環境に関する研究

下肢障害者の歩容評価支援システムに関する研究

短下肢装具装着動作の研究ならびに装着支援具の開発

成長に合わせた小児筋電義手訓練システムに関する研究

障害等に応じた入力装置の設計と適合に関する研究

平成20年度

障害等に応じた入力装置の設計と適合に関する研究

成長に合わせた小児筋電義手訓練システムに関する研究

下肢切断者等の歩行訓練支援システムに関する研究

下肢装具処方・訓練支援のための生体力学情報呈示システムの開発