コミュニケーション コミュニケーション機器の活用

概要

コミュニケーションと言えば「人と人が対面で行うもの」と考えがちですが、電話や電子メールといったツールを介して意思を伝え合うこともコミュニケーションの一つです。さらに、新聞やテレビ、パソコンなどを通じて社会とつながり、情報収集や発信を行うことも広義のコミュニケーションと捉えることができます。

視覚に障害のある人への支援

点字図書
点字図書

視覚に障害があると、特に文字や画像による情報の取得が困難になります。このような困難に対して点字や浮き出し文字、触図、パソコンなどによる音声読み上げなどの支援方法があります。また、見えにくいという場合には、大きな文字を使う、コントラストや配色に配慮する、といったことも必要になります。

聴覚に障害のある人への支援

緊急情報掲示板付き自動販売機
緊急情報掲示板付き自動販売機

聴覚に障害のある人の主要なコミュニケーション方法は手話です。筆談の際には、日本語の文章が苦手な人もいますので簡単な短文を用いるといった配慮が必要です。また、事故や災害など緊急時に気付きにくい・状況を把握しにくいといった困難があります。光や振動、臭いで気付かせたり、IT技術を利用して携帯電話や地域の電光掲示板などに最新情報を送るといった取り組みがなされています。

発声や発話の困難な人への支援

重度障害者用意思伝達装置
重度障害者用意思伝達装置
アクセスインターナショナルのHP

発声や発話の困難な人のコミュニケーション支援には、透明文字盤のようなローテクから意思伝達装置のようなハイテクまで様々な方法があります。特に、ALSのように重度肢体不自由な人がハイテクな機器を自分で操作する場合、スイッチの適合が重要となり、呼気スイッチやわずかな力で入力できるスイッチ、脳波を利用したスイッチなどが用いられています。

発達障害など対面での会話で意思疎通するのに困難のある人への支援

携帯情報端末
携帯情報端末

発達障害など対面での会話で意思疎通するのに困難のある人の場合、文字や絵カードによる視覚的コミュニケーションやVOCA(音声出力コミュニケーションエイド)による代替手段を用いる方法があります。最近ではスマートフォンなど携帯型情報端末を活用する取り組みも始まっています。また、読みやすい(easy-to-read)図書といった配慮も行われています。

関連研究(終了したものを含む)

平成24年度

ICT機器を活用した知的障害児、発達障害児のコミュニケーション支援に関する研究

盲ろう者の自立生活支援のためのインターフェースと支援機器に関する研究

平成23年度

障害者、高齢者のコミュニケーション支援に関する研究
−知的障害者の日常生活支援ハンドブックの開発−

携帯電話を活用した知的障害児・発達障害児のコミュニケーション支援事業

平成22年度

災害発生時における視聴覚障害者向け避難情報支援システムに関する研究

平成21年度

障害等に応じた入力装置の設計と適合に関する研究
−入力スイッチや信号処理回路を組み合わせできる適合評価装置の開発−

平成20年度

情報機器等の適合システムに関する研究

平成20年度
以前で重要研究

高齢者、障害者のためのユニバーサルインタフェースの開発研究
(〜H19:みてら)

高齢者・障害者のための情報活用促進に関する研究開発
(〜H17:ユニバーサル伝言板)

高齢者・障害者用緊急連絡システムの開発
−携帯電話を利用した聴覚障害者向け緊急連絡システム−
(〜H15:chat119)